当社オフィスの入っているビルの前の通りで、中央分離帯を造る工事が始まりました。何のために造るのか、私には今ひとつ不明です。自宅の近くでも数年前にいきなり中央分離帯が造られたのですが、これがやたら不便です。この分離帯は高さ1メートルちょっとの網が立っており、交差点で右折しようと待っていると、この網が邪魔をして、前方から来るクルマが途切れるのどうかが中々確認できません。仕方なしにそろそろと右前に鼻を出していくことになるのですが、これでは危険度が上がるだけです。地元では横断歩道以外の場所で道を渡ろうとする歩行者を遮るために造ったという噂なのですが、そんな人を見かけたこともありませんし、そもそも自らそんな危険を冒す人を抑えるために、善良なドライバーを危険に曝すというのは訳が分かりません。

今回のオフィス前の中央分離帯も、造る理由が謎です。スピードが出る場所ではないので、対面通行車が正面衝突することは考えられませんし、既に5年以上このオフィスに居ますが、実際そのような事故は聞いたことがありません。ビルの反対側の車線から、中央を横切って右折でビル側に入って来るクルマがあるのですが、これは確かに若干の危険性もある一方で利便性は高く、聞くところによると、今回の中央分離帯も、この右折進入は遮らないように、開口部を造るとのことです。だとすると一体何のために造るのでしょうか?よくありがちな、造ること自体が目的である公共事業の典型でしょうか?今後の成り行きを見守って、真相を私なりに解明していきたいと思います。