私にとって、体重は体調のバロメーターです。身長172センチ、体重60キロなのですが、この体重がプラス・マイナス1キロほど常にぶれています。身長の伸びが止まった高校2年生の頃は、55キロでした。受験勉強のため高校卒業時に57キロになり、大学に入って飲み食いするようになって59キロになり、社会人になって61キロ、ニューヨークに研修に行って63キロになりました。以来、ずっと62.5キロ程度だったのですが、3年前に朝のストレッチ&基礎トレを始めてから若干ぜい肉が取れ、今の60キロに落ち着きました。

ところがこの体重が、59キロから61キロの間で、ふらふらと彷徨い続けます。飲み食いの量、即ちインプットで変わるのではなく、代謝の量、即ちアウトプットによって変わるようです。代謝が落ちると、体重が増えるのです。そして体重が増えている時は、体調が悪い時です。要は代謝量の大小と体調の高低が、完全に連動しているのです。では何が代謝量を上下させるのか?これは今ひとつ不明ですが、明らかに物理的構造物としてのカラダの経年疲労が、ゆっくりと、しかし着実に、代謝量を減少させているように感じます。しかしこれは、日々の生活の中では感知し得ない、ミクロの波です。もちろん風邪ウィルスや、それ以上に薬などの外部異物侵入は、代謝にダイレクトに影響を及ぼします。

しかし何よりも大きな原因は、「気持ち」だと思います。ではどう云う「気持ち」が代謝を落とすのか?「悩み」は、必ずしも代謝を落としません。悩んだ末、痩せることもあります。ストレスは免疫力を落としますが、これも悩み同様、代謝とは関係ない気がします。さて、では何が鍵なのか、色々と考えてみました。どうも私の場合、戦闘意識と代謝に深い関係があるようなのです。戦意喪失すると、太るのです。いや、戦意と云うと正確ではないでしょう。前向きな気持ちが強いと代謝が上がり、いくら食べても飲んでも太らず、むしろ痩せ、体調も良く、後ろ向きになると、すぐに体重が増え、体調も落ちます。長々と書いてしまいましたが、当たり前のことですね。失礼しました。
よし、今日も前向きに行こうっと!