お盆のため、14、15、16日と、三日連続で築地市場は休みでした。昨夕、「お寿司屋さんに外国からの知人を連れて行きたいのだけど何処がいいですか?」と聞かれて、「休市日だからやめときなよ」と答えたのですが、当の本人は探検心から敢えて寿司屋に行くことにしました。

寿司屋に入るなり開口一番、「今日は食べるものはあるんですか?」と聞くと、オヤジは不敵な笑みを浮かべて、「ありますよ」と答えました。三日程度ならネタは保存できるし、ものによってはちょっと寝かせた方がいい場合もあります。しかし当然、三連休市日の三日目ですから、残り物のネタには偏りがある筈だと思っていました。ところが、食べ進むに、全く無理のない、余裕のラインナップでした。不思議です。

オヤジに「市場は閉まってますよね?」と聞くと、「毎日築地に行ってます」と謎掛けのような答えが返ってきました。「えっ?!」と怪訝な顔をすると、オヤジはニターッと微笑んだ後に、「買い手市場ですから。ちゃんと開けている店があるんですよ」とのこと。特定のお寿司屋さんのために、なんとか仕入れルートを確保して、休市日であっても食材の供給をしている店があるとのことでした。

な〜るほど。お客様サービスの基本を見た気がしました。翻って考えるに、金融機関は土・日は休みと決め込んでいます。私たちはサービス業です、と云いながら、今時こんなにお客様にアンフレンドリーな会社もありません。反省して、何が出来るかを考えていきたいと思います。