内閣府が発表した10−12月期のGDPは、実質で1.7%増(年率7.0%増)、名目でも0.7%増(年率2.6%増)となりました。これは凄い。日本経済も、ようやく新たなステージに入ったことが確認されたと言ってもいいでしょう。金融システム不安も、局地的な問題はまだあるでしょうが、基本的にはもはや過去の話です。景気には循環があると言いますが、今回のバブル崩壊後の不景気は、循環のない一方通行の長いトンネルのように感じていましたが、やはり循環がありました。今後は、経済の再成長を国民が認識し、自信を回復することが重要なテーマとなってくるでしょう。いつまでも羮に懲りて膾を吹いていてはいけません。古今東西、GDPの変化率と株価には強い相関があることが知られています。これから暫くはマーケットが面白くなりそうですね。