(本日のつぶやきはR指定です)
今日から新学期。となると頭をよぎるのが「夏休みの宿題」です。
私は兎に角『宿題』なるものが大っ嫌いで、小学生の頃から殆どしない、或いは期限を越え、先生に恫喝され、親にも叱責され、愈々切羽詰まり、完全に逃げ場がなくなってから、ようやく手を付けるといった具合でした。ですからかなり膨大な量の宿題は、そこまで追い詰められなくて、やらずに逃げてしまったのではないかと思います。宿題という概念があまりにもショッキングで肌に合わないものだったので、初めて宿題を出されたことは鮮明に覚えているのですが、学校で最後に出された宿題が何年生の時で、何であったのか、皆目見当が付きません。何故なら数年間、下手したら十数年間、宿題は逃げていたからです。どうしてこんなに宿題が嫌いだったのでしょうか。そもそも枠に嵌められるのが嫌いな性格なのですが、「自分の為だ」と言われながら、強制的にやらされて、提出させられて、場合によっては○×や点数まで付けられるのが耐えられなかったのでしょうか。今は自分自身に対して様々な宿題を出していますが、未だにやはり宿題は後回しに、新しい興味に先に取り組もうとする悪い癖は変わっていません。三つ子の魂百まで、とはよく言ったものです。でも世の中に宿題が苦にならない人って居るのでしょうか?
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。