例えば潮の流れは、その中にいるのと離れたところから眺めるのと、どちらの方がよく分かるでしょうか?外から見ないと全体の流れは見えないでしょうし、一方で潮の中にいないと、水面下でどのようなことが起きているかは分かりません。そう考えると一長一短でしょうか。
しかし、1つだけ決定的な違いがあります。潮の中にいればどこかに辿り着くでしょうが、崖の上から潮を眺めてても、いつまで経っても居場所は変わりません。相場についても同様で、中にいないと分からないこともいっぱいあります。今のマーケット、株式も債券も『蓋し以て斯くの如し』でしょうか。
追伸:明後日午後7時から、ザ・ファンド@マネックスの第4回運用報告会があります。私も交えたパネルディスカッションもあり、ファンドマネージャー、アナリストの方々と今の相場の流れについて、中から、外から、色々と見てみたいと思います。詳しくはこちらを御覧下さい。
http://www.monex.co.jp/free/Announce/2003/20030813.html