【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 50,579.70  △294.04 (5/22)
NASDAQ: 26,343.97  △50.87 (5/22)

1.概況

米国市場は主要3指数揃って続伸となりました。中東情勢をめぐりホルムズ海峡通航再開に向けた合意に近づきつつあることが報じられており、各所からの発言に注目されます。

ダウ平均は148ドル高の50,434ドルで取引を開始し、これがこの日の安値となりました。その後は上昇を続け、日本時間2時30分に544ドル高の50,830ドルでこの日の高値をつけました。以降は伸び悩み294ドル高の50,579ドルで取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は50ポイント高の26,343ポイント、S&P500株価指数は27ポイント高の7,473ポイントで揃って3日続伸となりました。小型株で構成されるラッセル2000は25ポイント高の2.869ポイントで同じく3日続伸となりました。

2.経済指標等

主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち9業種が上昇しました。ヘルスケアが1.2%高となりました。公益事業が0.8%高で続き、資本財・サービスが0.7%高となりました。一方で、2業種が下落し、コミュニケーション・サービスが0.7%安、生活必需品が0.1%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中19銘柄が上昇しました。メルク[MRK]は同社が開発中の高リスクの早期乳がん治療療法の有効性を評価する後期臨床試験における良好な結果が好感され、5.6%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。セールスフォース[CRM]が2.1%高で続き、シスコシステムズ[CSCO]が1.9%高となりました。一方で、11銘柄が下落しました。エヌビディア[NVDA]が1.9%安、ウォルマート[WMT]が0.9%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、デル・テクノロジーズ[DELL]は数社のアナリストが目標株価を引き上げたことで16.8%高となりました。また、エスティローダー[EL]はスペインのファッション・フレグランス企業のプーチ・ブランズとの合併協議が決裂したことが好感され、11.9%高となりました。

5.為替・金利等

長期金利は前日比0.01%低い4.56%となりました。25日朝のドル円は158円台後半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国主要3指数は揃って続伸となりました。中東情勢をめぐり米国とイランの合意が近づきつつあることが報じられました。その一方で主要論点について依然隔たりもあり最終合意までは双方とも急いでおらず数日を要する可能性が見込まれています。市場は和平を織り込み始めているため、今週は進展に注目が集まります。夜間の日経平均先物は60円安の63,280円で取引を終えており、本日はメモリアルデイ(戦没者追悼の日)の祝日で米国市場が休場となることからも大きな値動きは少なくなることが見込まれます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)