4月に入り、中東情勢の緊張緩和が期待される中で、米国とイランは11-12日にかけ、戦闘終結に向けた協議を実施したものの、合意に至らず、再び不透明感が意識されています。
足元の国内市場では、大型株よりも小型株が相対的にリターンを上げています。
◆サイズ別の年初来騰落率(4月10日まで)
TOPIX100 +8.96%
TOPIX Small +11.01%
参考 TOPIX +9.71%
そこで今回は小型株に注目し、以下のスクリーニング条件で銘柄を抽出し、年初来騰落率の上昇率が高い15銘柄をピックアップしました。このスクリーニング条件で抽出した銘柄は、資本効率、キャッシュ創出力、財務の安定性に一定の水準を満たした小型株群と位置付けられます。
<スクリーニング条件>
・TOPIX Smallを構成する銘柄
・ROE(自己資本利益率)が8%以上
・フリーキャッシュフロー・マージンが1%以上
・キャッシュ比率が1%以上
リストをみると、アステリア(3853)はフリーキャッシュフロー・マージンが25.8%とキャッシュ創出力が秀でており、また同社は米国のスペースXに出資していることでも知られています。また、防災設備メーカーのホーチキ(6745)は、3月16日に期末配当予想を引き上げており、キャッシュを株主還元する姿勢がうかがえます。
足元では日経平均を中心に、ボラティリティーの高い展開が続いており、一部の機関投資家は大型株以上に内需株や中小型株への投資姿勢を強めているといった報道もされています。小型株でも、クオリティーの高い銘柄は散見され、中長期的な目線でこれらの銘柄に注目しても良いかもしれません。
【日本】TOPIX Small指数構成銘柄で資本効率、キャッシュ創出力、財務の安定性に一定の水準を満たした銘柄15選はこちらからチェック
