ROE(株主資本利益率)が高い銘柄をピックアップ
4月の株主優待対象銘柄は、全体で39銘柄です。中東情勢の緊迫化を受け、株式市場ではボラティリティーの高い展開が続いています。こうした環境下では、短期的な値動きに惑わされず、中長期的視点での投資スタンスが一層重要といえるでしょう。
そこで、今回は4月の優待対象銘柄の中からROE(株主資本利益率)が高い5銘柄をピックアップしました。ROEとは、当期純利益を自己資本で割った指標で、企業が資本をどれだけ効率的に活用して利益を生み出しているかを示します。高ROE企業は、利益を再投資することで企業価値を複利的に高めやすい点が特徴です。
もっともROEが高かったのは、5Gインフラ支援などを手掛けるフリービット(3843)でした。株主優待品は電化製品や食品等と交換可能な優待ポイントであり、また同社は執筆(2026年4月6日)時点の配当利回りが2.65%と株主優待に加えて、インカムゲインも狙っていける銘柄といえます。また、ラーメンチェーンの町田商店を運営するギフトホールディングス(9279)は2026年に入って、株価が36%上昇するなど好調であり、勢いのある銘柄です。背景には、2026年10月期(今期)の営業利益を従来より1億円上方修正し、前期比31%増の44億円を見込んでいるなど、業績モメンタムの強さがうかがえます。
昨今ではアクティビストによる株主提案などでも見られるように、効率的に稼げているかを測るROEの重要性が高まっています。中長期的な視点で高ROE銘柄を注視していきたい局面と考えられます。なお、4月末の権利付き最終日は4月27日です。
