恐怖指数(VIX指数)とは

•    恐怖指数(VIX指数)とは、市場参加者の心理、特に「これから株価が下がるのではないか」という恐怖(不安)を表す指数である。

•    米国の代表的な株価指数であるS&P500の「オプション取引」の価格から逆算して求められる。

•    株価の下落を予想する人が増えると、株を売る権利である「プットオプション」の需要と価格が上昇し、それに連動して恐怖指数も上昇する仕組みになっている。

恐怖指数(VIX指数)の水準と相場の関係

•    30ポイント:市場の不確実性が高く、不安が強まっている状態の目安とされている。

•    40ポイント超:完全に「恐怖状態」に陥っていることを示す。

•    過去の傾向として、恐怖指数が急激に高まったタイミング(例:トランプ関税発表時の52ポイントなど)で、株価は底をつけることが多いとされている。

恐怖指数を活用した投資戦略と分析手法

•    一般的に「恐怖指数が上がった時(株価の底)に買えば、将来高いリターンが得られる」と言われるが、単に水準を見るだけでは不十分である。

•    より精度の高い分析を行うには、「現在の水準」と「1週間前との比較(上昇しているか、下落しているか)」の2つの軸で見る必要がある。

•    特に、恐怖指数の水準が高い状態(40ポイント以上など)から「下落している(市場の不安心理が改善に向かっている)」タイミングで投資をすると、半年後の株価上昇率が高い(過去データでは21%上昇など)という明確な傾向がある。