以前にも書いたことがあるように、ヘリコプターは真空では飛ぶことのできない代物であり、同じ理由でプロペラ機も真空では前に進むことが出来ません。それに比べてジェット機は空気の塊を外に向かって投げつけるということの反作用によって前進しているようなので、その仕組みは根本的に違うように見受けられます。しかし空港で飛び立って行く大型ジェット機を見ていると、どうしてあれだけ大きい機体を持ち上げることができ、そしてそのまま何千キロも飛んでいられるのか、どこにそれだけの燃料が積んであるのか、とても不思議です。そういう不釣り合いな現象を見ると、技術の力を感じます。空港に居ると、いろいろなことを想えて面白いですね。