有難いことに、最近とてもうれしい、親切をいただきました。決して珍しいことではないのですが。

ところで、世界的な幸福研究の分野でも、こうした人の善意に関する興味深い結果が報告されていました。直近の調査では、「人々は私たちが思うよりもずっと親切である」ようです。たとえば、紛失した財布が持ち主のもとへ返却される割合は、私たちが予想する割合のおよそ2倍に達しています。つまり、私たちは他者の正直さを過小評価しがちですが、実際の社会は感じている以上に温かい善意に満ちているのです。

さらに、他者を信頼することは、個人の幸福度を左右する最も強力な要因の一つとされています。なかでも「誰かと一緒に食事をすること」は幸福度の向上に大きく寄与し、その効果は、収入や失業といった大きな生活要因にも匹敵するそうです。

忘年会シーズンが近づいてきました。年の瀬の忙しさの中だからこそ、周囲の善意に気づき、感謝し、自らも徳を積むことを心がけたいものです。