今年の流行語大賞のノミネート候補30語が発表になっています。私の中の勝手ノミネートは「熊」と「TACO」ですが、やはりクマ被害はノミネートされていますね。

私の故郷福島でも地元近くの温泉旅館の駐車場に立て籠もるなどのニュースもあり、連日のように報じられていました。えっ?あんな街中にまで下りてきているの?と驚くような場所での目撃情報も相次ぎ親族の仕事に影響はでないか心配になるほどでした。対策も進められているようですが、来年は流行語ノミネートなどに挙がらないよう願いたいですね。

そして残念ながら「TACO」はノミネートなし。「トランプ関税」が入っていますので関税問題が世間一般的にも関心が高かったことがうかがえますが、それに付随してのTACOトレードが流行ったのは投資家らの間だけだったということですね。

歴史上最長となった米政府機関閉鎖もいよいよ解消されるとの期待で、10月下旬から軟調だった米国株も大きく反発、結局政府閉鎖イベントも良き買い場だったということになりそうな気配です。ただし、その裏でSOFR(担保付翌日物調達金利)の急低下も金融関係者の耳目を集めており、おそらくFRBによる流動性供給が背景にあると推察されるのですが、一体何が問題でどこに目詰まりが起きているのだろうと一抹の不安も。

しかし、こうした懸念や警戒があるウチは株高のトレンドは崩れないのかもしれません。最も危険なのは「総楽観」。この相場、生成AIバブルではないかという声も聞かれますが、バブルを警戒しているウチはまだまだ弾けるほどに膨らんではいないのかもしれません。