米国企業の2025年1~3月期決算発表は、おおむね一巡しました。
トランプ大統領による関税政策の影響が、企業業績や業績見通しに与える影響が注目された中、各社のガイダンスやアナリスト評価にも変化が見られています。
そして、こうした不透明感の強い状況下でも、アナリストによる企業評価が前月より上昇した銘柄が散見されます。
そこで今回は、S&P500株価指数構成銘柄のうち、「ブルームバーグ・コンセンサス・アナリスト・レーティングが前月より上昇」し、かつ「買い推奨アナリスト数が前月から増加」、「売り推奨アナリスト数が前月から減少した企業」を抽出しました。
該当する銘柄は10社で、航空宇宙および防衛の大手であるボーイング[BA]、建設機械・重機製造のキャタピラー[CAT]、医療保険大手のヒューマナ[HUM]などが含まれます。
なお、アナリストのレーティングや推奨内容はあくまで予測に基づくものであり、将来の政策動向や事業環境の変化により変更される可能性がある点にはご留意ください。