現在、株式市場は、米国時間の4月2日にトランプ大統領が発表した「相互関税」の内容が市場の想定よりも厳しかったことを受け、急落の渦中にあります。主要指数は軒並み下落し、S&P500株価指数は年初来で13.7%安に達し、調整局面入りが意識されています。
こうした不安定な相場環境では、値上がり益を狙うよりも「安定したインカム(配当)」への注目度が高まります。
そこで、今回はS&P500株価指数構成銘柄で当社取扱銘柄のうち、現在の予想配当利回りが3%以上と高く、かつ過去10年以上にわたり減配していない「安定高配当」企業を、時価総額の大きい順に20社抽出してみました。
なかには、エネルギーのエクソン・モービル[XOM]やシェブロン[CVX]、ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]やアムジェン[AMGN]、飲料のペプシコ[PEP]などが入っています。
これらの企業は、相場が軟調な時期でも一定の配当収入を得られるという点で、安心感を与える存在となるでしょう。