上方修正で減益予想が一転して増益予想となった3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期算発表も2月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、良好なインバウンド需要(訪日外国人)や円安、値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そしてこうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った銘柄もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算企業のなかから、通期の営業利益の見通しを上方修正したことにより、減益予想が一転して増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えば太陽誘電(6976)は自動車や情報インフラ・産業機器向けで需要環境の改善が見込まれることなどにより、通期の営業利益の見通しを前期比で16.3%減の76億円から10.1%増の100億円に引き上げています。
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