上方修正で減益予想が一転して増益予想となった3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月期決算企業の上期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に好調な業績を発表する企業が目立ちました。そしてこうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った銘柄もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に、上方修正で減益予想だった通期の営業利益の見通しが増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えばセコム(9735)は機械警備が事業所・家庭向けともに好調に推移していることなどにより、1312億円とみていた通期の営業利益の見通しを1408億円に引き上げたことから、減益予想が一転して増益予想となっています。