上期は減益となったものの第2四半期に増益に転じた12月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の上期決算発表で、それも先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益となる企業が多くみられました。その一方でコスト増や在庫調整などを理由に減益となる銘柄もみられました。
しかし、そうした銘柄のなかには第2四半期の営業利益が前年同期比で増益に転じたものもあります。例えばネクソン(3659)は第1四半期の営業利益が前年同期比で48.2%減となったことから、上期の営業利益も11.3%減となりましたが、第2四半期3ヶ月間の営業利益は63.8%増と大幅な増益に転じています。