メタ・プラットフォームズ[META]決算:1株利益は4.71ドルで市場予想を上回る

メタ・プラットフォームズは、世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営する。グループのアプリの月間アクティブユーザー数は約40億人。メッセージ交換、ニュース、写真、ビデオのシェアなど、ユーザーは様々な方法で互いに交流することができる。フェイスブック、インスタグラム、メッセンジャー、ワッツアップ、その他多くのサービスでエコシステムを構成。PCやモバイル端末から利用可能。広告収入が全体の90%以上で、地域別では45%以上が米国およびカナダ、20%超が欧州となっている。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1-3月期)実績 

★売上高・・・前年同期比27%増の364.6億ドル(市場予想は361.2億ドル)
★1株当たり利益(GAAP)・・・4.71ドル(市場予想は4.30ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

マイクロソフト[MSFT]決算:1株利益は2.94ドルで市場予想を上回る

マイクロソフトは、消費者や企業向けのソフトウェアを開発しライセンスを供与している。Windowsオペレーティングシステム(OS)やプロダクティビティツールであるOffice製品で知られている。事業は、プロダクティビティ・ビジネスプロセス部門(従来型Microsoft Office、クラウドベースOffice 365、Exchange、SharePoint、Skype、LinkedIn、Dynamics)、インテリジェントクラウド部門(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービスやプラットフォーム・アズ・ア・サービスであるAzure、WindowsサーバーOS、SQL サーバー)、モアパーソナルコンピューティング部門(Windows Client、Xbox、Bing検索サービス、ディスプレイ広告、サーフェスラップトップ、タブレット、デスクトップ)の広範な製品を手掛ける同様な規模を持つ3つの部門で構成されている。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第3四半期(1-3月期)実績 

★売上高・・・前年同期比17%増の618.6億ドル(市場予想は608.7億ドル)
★1株当たり利益(特別項目を除く)・・・2.94ドル(市場予想は2.83ドル)

決算総括

1-3月期(第3四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。前年比17%増の619億ドルとなり、純利益は20%増の219億ドルとなった。

今後の株価見通し

460ドルを目指す展開が予想される。

アマゾン・ドットコム[AMZN]決算:1株利益は0.98ドルで市場予想を上回る

アマゾン・ドットコムは、主要なオンライン小売業者で、収益で最大規模のeコマース企業である。2021年度の売上高は3,860億ドル、総取引額(GMV)は推定5,780億ドルである。売上高に占める割合は、小売関連が約80%、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のクラウド・コンピューティング、ストレージ、データベース、その他サービスが10%~15%、広告が5%、残りはその他からとなっている。AWS以外の売上高では、ドイツ、英国、日本など米国外が25%~30%を占める。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比13%増の1433.1億ドル(市場予想は1425.9億ドル)
★1株当たり利益・・・0.98ドル(市場予想は83セント)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

今後の株価見通し

210ドルを目指す展開が予想される。

マクドナルド[MCD]決算:1株利益は2.70ドルで市場予想を下回る

マクドナルドは、世界最大のレストランオーナーであり運営会社である。2023年度の総システム売上高は1,300億ドル、115の市場で42,000を超える店舗を展開している。世界中で独立系レストランフランチャイジーおよびマスターフランチャイジーとの提携を通じて実績を築き上げたフランチャイズ・モデルの先駆者である。売上高の60%近くを、フランチャイズ・ロイヤルティ料とリース料が占めている。残りの大部分は、米国、海外運営市場、海外開発/ライセンス市場の3つの主要部門を通じて運営する直営店舗が占めている。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比4.6%増の61.69億ドル(市場予想は61.55億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.70ドル(市場予想は2.72ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高は予想を上回ったが、調整済みEPSは予想を下回った。既存店売上高が全地域で予想を下回った。売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回っている。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きが予想される。

アルファベット[GOOGL]決算:1株利益は1.89ドルで市場予想を上回る

アルファベットは、世界最大級のインターネット企業グーグルの持株会社である。収益の90%近くをGoogleサービス部門が占めており、そのうち85%以上がオンライン広告によるものである。Googleサービス部門のその他の収益は、Google PlayやYouTubeのアプリやコンテンツの販売のほか、Chromebook、Pixelスマートフォン、NestやGoogle Homeなどのスマートホーム製品などのハードウェアの販売によるものである。Googleクラウド部門のコンピューティング製品は、収益の10%強を占めている。アザー・ベッツ部門では、ライフサイエンス事業Verily、高速インターネット回線Google Fiber、自動運転車Waymoなど、ムーンショットと称される冒険的事業に投資している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比15%増の805.4億ドル(市場予想は790.4億ドル)
★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・1.89ドル(市場予想は1.53ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。特にYouTubeの好調な業績により収益が15%増加したため、第1四半期の収益がアナリストの予想を容易に上回り、+12% と2桁上昇した。最初の配当を開始した。

今後の株価見通し

短期的に200ドルを目指す展開が予想される。