市場の期待を上回る増益となった2月決算銘柄は
4月に入りスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も4月中旬にほぼ終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済再開による外出機会の増加やインバウンド(訪日外国人)需要の回復、値上げによる販売価格の適正化などにより増益となる企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには市場の期待を上回る増益となったものもあります。
そこで今回は2024年2月期の営業利益がコンセンサス予想を5%以上上回り増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばライフコーポレーション(8194)は人件費などの上昇があったものの、客数と客単価がともに前の期を上回り既存店売上高が増収となったことで2024年2月期の営業利益が26%の増益となり、コンセンサス予想を5.5%上回っています。
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もう一つのヒント
25日の決算発表スケジュール
3月決算企業の本決算発表が今週から始まっていますが、昨日までは決算を発表する企業もまだ僅かでした。しかし、それも今後徐々に増える見通しで、25日は信越化学工業(4063)やアステラス製薬(4503)、第一三共(4568)、ディスコ(6146)、富士通(6702)、キーエンス(6861)、東京瓦斯(9531)などが決算発表を予定しています。