決算発表後に目標株価の引き上げがあった3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も2月中旬に終わりとなりました。それから2ヶ月程度が経過したことから目標株価や投資判断の見直しも一通り進んだと思われます。そこで今回は1月30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄(銘柄コード1000番台から4000番台の銘柄)を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが大東建託(1878)です。主力のアパート建設事業で受注工事が順調に進捗したことや、資材価格の高騰を販売価格に転嫁したことで工事採算が改善したことなどにより第3四半期の営業利益が前年同期比で6.9%増となったことから決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、第3四半期の営業利益が前年同期比で64.5%増となった日清製粉グループ本社(2002)でも4社が目標株価を引き上げています。