最高益更新が見込まれる営業利益の上振れが期待されている12月決算銘柄は
1月下旬からスタートした12月決算企業の本決算発表も2月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると値上げの一層の浸透やインバウンド需要の回復、堅調な米国経済などを追い風として2024年12月期に増益を見込む企業も多くみられました。そして増益予想の銘柄のなかには最高益の更新が見込まれるものもあります。
そこで今回はそうした銘柄のなかからコンセンサス予想が会社予想を上回り、最高益が見込まれる営業利益の上振れが期待されているものをピックアップしてみました。例えばアシックス（7936）の2024年12月期の営業利益は付加価値の高い高価格帯の製品の販売が日本や東南アジアなどで伸びるとみられることから前期比で7%増となる見通しで2023年12月期の最高益を更新する見通しですが、コンセンサス予想はそれをさらに7.2％上回る水準となっています。
