まさか2024年が始まってたった2ヶ月あまりで日経平均が4万円の大台を達成するとは。このスピードは予想できませんでした。思えば2020年8月にバフェット率いるバークシャー・ハサウェイが日本の5大商社株保有を明らかにした時から日本株の時代は始まっていました。この時、日経平均株価は22,000円前後。あれから3年半で日経平均は2倍近くまで上昇したのです。

日本株上昇の原動力はいくつもあります。諸外国が高インフレを抑制するために急ピッチで金利を引き上げる中、日本の異次元緩和政策は未だ続いています。流石に今春、マイナス金利は解除すると見られますが、「どんどん利上げするということではない」と日銀は緩和継続のスタンスを示しています。これは投資家から見れば日本株買いの大きなインセンティブ。

さらにマネックス証券ファウンダーの松本大氏ら東証のフォローアップ会議の働きかけによって日本企業は「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を次々と表明。PBR1倍割れ放置は許されない環境となってきました。これも株価水準を爆発的に上昇させる材料ですし、なにより1000兆円もの個人資産が新NISAによって株式市場に流れ出したということも大きいですね。つまり、これだけ条件が揃っている日本株市場が上がらないワケがない、とも考えられるのですが、しかし、そのスピードたるや。今日はメジャーSQ。短期的には調整の下落に注意。

先週末は、パンローリング社主催の投資戦略フェアEXPO2024。1つの会場の通し司会を長いこと担当してきましたが、今年は例年に比べ来場者の熱気が凄かった印象。興味深いのは、オプションセミナーが大盛況だったことです。もちろんフェアの花形は「新NISA」「日本株投資」の会場でしたが、昨年までは感じられなかった日経225オプションへの関心の高さが窺えました。やはりこれだけのスピードで株が上がると高所恐怖症となる投資家が増えてきたのかもしれません。投資家の学びたいという姿勢が熱く感じられた1日でした。