3月決算企業の上期決算発表集計
3月決算企業の上期決算発表が続いています。こうしたなか先週も多くの企業が決算を発表しています。11月10日も大和ハウス工業(1925)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)、三井金属鉱業(5706)、いすゞ(7202)、東京エレクトロン(8035)、住友不動産(8830)、TBSホールディングス(9401)、ニトリホールディングス(9843)などが決算を発表しました。
そのなかで通期の営業利益の見通しを上方修正したことにより減益予想が増益予想となったのが三井金属鉱業です。三井金属鉱業は円安で亜鉛など金属の在庫評価益が膨らむことなどから110億円とみていた通期の営業利益の見通しを210億円に引き上げたことで一転して大幅な増益予想となっています。一方でTBSホールディングスは通期の営業利益の見通しを260億円から150億円に下方修正したことで増益予想が減益予想となっています。
もう一つのヒント
11月14日の決算発表スケジュール
3月決算企業の上期決算発表も終盤です。そのため決算を発表する企業が今週は大きく減ります。しかし、11月14日もヤクルト本社(2267)やテルモ(4543)、出光興産(5019)、SMC(6273)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、第一生命ホールディングス(8750)、T&Dホールディングス(8795)など、マーケットでの関心が高い企業が決算発表を予定しています。