【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 34,283.10  △391.16 (11/10)
NASDAQ: 13,798.11  △276.66 (11/10)

1.概況

先週末の米国市場は長期金利の上昇が小幅に止まるなかハイテク株を中心に買いが入り反発となりました。128ドル高でスタートしたダウ平均は朝方に13ドル高まで上げ幅を縮める場面がありましたが、マイナスになることなく踏み止まると大きく上げ幅を広げ結局391ドル高の34,283ドルで取引を終え3日ぶりに反発となっています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も276ポイントの13,798ポイントと反発となりました。

2.経済指標等

11月の米ミシガン大学消費者態度指数速報値は60.4と前月から低下し市場予想も下回りました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は11業種全てが上げました。そのなかでも情報技術が2%を超える上昇となったほか、コミュニケーション・サービスと一般消費財・サービス、資本財・サービス、素材、金融、不動産、エネルギーも1%以上上げています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中26銘柄が上げました。そのなかでもインテル[INTC]が3%近く上昇したほか、マイクロソフト[MSFT]とキャタピラー[CAT]、アップル[AAPL]、ダウ[DOW]も2%以上上げました。一方で4銘柄が下げ、映画の公開延期を発表したウォルト・ディズニー[DIS]が2%以上下げています。ダウ平均構成銘柄以外では主力ハイテク株が堅調で、アマゾン・ドット・コム[AMZN]とフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ[META]、ネットフリックス[NFLX]、テスラ[TSLA]が2%を超える上昇となり、グーグルの持ち株会社であるアルファベット[GOOGL]も2%近く上げています。半導体関連株も高く、半導体株ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ[AMD]が4%を超える上昇となり、クアルコム[QCOM]も3%以上上げました。エヌビディア[NVDA]も3%近く上昇し、マイクロン・テクノロジー[MU]とテキサス・インストゥルメンツ[TXN]も2%以上上げています。また、半導体製造装置株ではアプライド・マテリアルズ[AMAT]とラム・リサーチ[LRCX]、KLA[KLAC]が揃って5%を超える上昇となっています。

5.為替・金利等

先週末の長期金利は0.02%高い4.65%となりました。ドル円は151円台半ば近辺で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株高を受けて上昇してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が節目の33,000円を試すような動きをみせるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)