3月決算企業の上期決算発表集計
3月決算企業の上期決算発表が続いています。こうしたなか今週も多くの企業が決算を発表しています。11月9日も明治ホールディングス(2269)やソニーグループ(6758)、古河電気工業(5801)、日産(7201)、ホンダ(7267)、ニコン(7731)、オリンパス(7733)、三菱地所(8802)、セコム(9735)、ソフトバンクグループ(9984)などが決算を発表しました。
そのなかで通期の営業利益の見通しを上方修正したのが日産やホンダ、セコムです。日産は通期の営業利益の見通しを5500億円から6200億円に引き上げたほか、ホンダも通期の営業利益の見通しを1兆円から1兆2000億円に上方修正しています。また、セコムも通期の営業利益の見通しを1322億円から1368億円に引き上げたことで小幅な減益予想が小幅な増益予想となっています。一方で古河電気工業やニコン、オリンパスが通期の営業利益の見通しを下方修正し、古河電気工業は通期の営業利益の見通しを240億円から50億円に引き下げたことで大幅な増益予想が一転して大幅な減益予想となっています。
もう一つのヒント
11月13日の決算発表スケジュール
3月決算企業の上期決算発表も終盤です。そのため決算を発表する企業も来週は大きく減ります。しかし、11月13日も大成建設(1801)や鹿島建設(1812)、日本郵政グループ3社、みずほフィナンシャルグループ(8411)など、マーケットでの関心が高い企業が決算発表を予定しています。