上期の営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄
9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の上期決算発表も今週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済活動の再開やサプライチェーンの改善、値上げなどを追い風に大幅な増益となる企業もみられました。そこで今回は上期の営業利益が前年同期比で50%以上の増益となった2月決算銘柄をピックアップしてみました。
例えばヨンドシーホールディングス(8008)はブライダルジュエリーの不採算店を閉店し、近隣の百貨店に店舗を集約するなどの構造改革で収益性が改善したことや、低価格衣料店「パレット」も好調だったことなどから上期の営業利益が前年同期比で65.7%増となっています。また、ドトール・日レスホールディングス(3087)も在宅勤務や学生のオンライン授業が減り、ビジネス街や駅前店舗の客数が回復したことなどから上期の営業利益が前年同期比で2.8倍となっています。