第1四半期の営業利益が前年同期比で2倍超となった3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済活動の再開やサプライチェーンの改善などに加えて、円安や値上げなどを追い風に大幅な増益となった銘柄もあります。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益が前年同期比で2倍超となった銘柄をピックアップしてみました。
例えばJR西日本(9021)は鉄道の利用増に加え、宿泊需要や個人消費の回復でホテルやショッピングセンターが好調だったことから第1四半期の営業利益が前年同期比で2.7倍となっています。また、SUBARU(7270)も自動車の生産が上向き、主力の米国を中心に販売が好調だったことや、円安も利益を押し上げたことから第1四半期の営業利益が前年同期比で2.3倍となっています。