3月決算企業の第1四半期決算発表集計
先週から3月決算企業の第1四半期決算発表がスタートしています。そこで26日までの決算発表をまとめてみると、始まったばかりということもあり決算を発表した企業は限定的でした。しかし、20日にディスコ(6146)とニデック(6594)などが決算を発表したほか、24日には三菱自動車工業(7211)などが決算を発表しました。また、25日には富士通ゼネラル(6755)などが、26日にはアドバンテスト(6857)や日東電工(6988)、日産(7201)などが決算を発表しています。
こうしたなかで決算発表に株価が大きく反応したのがニデックや富士通ゼネラルです。ニデックは車載事業が黒字に転換したことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で34%を超す増益となったことから株価が急伸し年初来高値を更新しています。一方で富士通ゼネラルは北米を中心に空調機の受注が鈍化するなど海外事業が振るわなかったことなどで第1四半期の営業損益が赤字となったことから株価が急落し年初来安値を更新しています。
もう一つのヒント
28日の決算発表スケジュール
先週から3月決算企業の第1四半期決算発表がスタートしています。当初は始まったばかりということもあり決算を発表する企業は多くありませんでした。しかし、それも徐々に増え28日は多くの企業が決算を発表する予定で、デンソー(6902)や清水建設(1803)、コマツ(6301)、日立(6501)、ファナック(6954)、KDDI(9433)、オリエンタルランド(4661)などが決算発表を予定しています。