一桁増益で2022年3月期の最高益を更新した3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、エネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業がありました。その一方で円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには最高益を更新した銘柄もあります。

そこで今回は2023年3月期に一桁の増益で2022年3月期の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。例えばシスメックス(6869)は国内外で血液などの検査需要が高く試薬の販売が伸びたことや、円安の進行も利益を押し上げたことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で9%を超す増益となり2022年3月期の最高益を更新しています。

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もう一つのヒント

来週半ばまでの決算発表スケジュール

昨日のディスコ(6146)とニデック(6594)を皮切りに3月決算企業の第1四半期決算発表がスタートしています。そこで26日までの決算発表スケジュールをまとめてみると、始まったばかりということもあり決算を発表する企業はまだ多くありません。しかし、24日の三菱自動車工業(7211)や25日のオービック(4684)、26日のアドバンテスト(6857)や日東電工(6988)などマーケットの関心が高い企業の決算発表が幾つか予定されています。

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