私はジョギングしたり歩いたりする距離が長いです。去年のゴールデンウィーク以来、ずっと毎日1万歩以上ジョギングするか歩くかしており、スマホを見ると過去1ヶ月でも過去6ヶ月でも過去1年でも、一日平均で10,500歩から11,000歩程度を歩いています。そうすると当然、道に詳しくなります。しかし自分には当たり前のことなので、外国からの友人に指摘されるまで気が付かなかったことがあります。

それは、ゴミ箱がほとんど無いということです。かつてはコンビニの前にあったゴミ箱が或る時から無くなったのが大きいかも知れません。自動販売機の横にあった空き缶用のゴミ箱も、最近はほぼ見掛けません。どうしてこうなったのでしょう?外国の友人に聞かれた時は、咄嗟に、うーん、G7やオリンピックの警備の時に撤去して、それっ切り減ったのかなぁ、などと答えたのですが、本当はどうなのでしょう?

ワールドカップのスタジアムなどでもそうですが、日本人は自分で出したゴミは自分で持ち帰る。その傾向が進んだので、街の景観の観点から、ゴミ箱撤去が進んだのでしょうか?道に限らず鉄道各社も、2年前か1年前頃から、駅構内のゴミ箱を撤去したようです。

ニューヨーク・マンハッタンでは、通りのほとんどの角にゴミ箱が置いてありますが、通りはとても汚いです。日本の街角にはゴミ箱は無いですが、通りにはほぼゴミひとつ落ちていなくて、綺麗です。面白いですね。逆説的というか。

「何故日本の街中にはゴミ箱が無いのか?」「日本人はゴミを捨てないからだよ」とシンプルに答えれば良かったと、今は思っています。