・先週から米ドル/円が140円を上回ってきたが、米2年債利回りの上昇とほぼ重なった動きとなっている。この先の行方も米金利の動向次第だろう。
・米2年債利回りが6%を目指してくるようなら、ドル円も151円を更新してくる可能性が出てくる。しかし、それはFFレートを6%に引き上げることと同義語になり、そこまでの利上げはないのではないか。
・為替介入については、普通ならば140円を超えてくれば、円安阻止介入があると考えられる。円安の限界が近づいている今、為替介入の可能性はあるだろう。
・これらのことから、米ドル/円は、151円の更新には向かわないだろうと考えられる。