今日は3年ぶりくらいに大腸カメラをしました。私は健康管理のための検査は過剰なくらいにしています。血液検査はほぼ毎月。胃カメラも毎年。しかし大腸カメラだけは、数年に1回になります。そうゆうものだからです。

先ず胃カメラの話をすると、カメラ自体の細さとか性能もどんどん良くなってますが、麻酔系の技術革新も大きいようで、以前は胃カメラをするずいぶん前から口に麻酔薬を含ませたり、或いは最近でも始めるちょっと前に何かしら飲まされたりしましたが、今は胃カメラをするためのベッドに横たわってから初めてシュッシュッと喉にスプレーをするだけで、鎮静剤も打たずに、胃カメラが出来てしまうようになりました。もちろん人によって痛さ・辛さは違うようですが、私はそんな感じで簡単にできます。

さて本題の大腸カメラ。今日は最初鎮静剤を使うと云っていたのですが、胃カメラですら鎮静剤が要らないのに、なんで大腸カメラで要るのだろうと不思議に思いました。その旨先生に聞くと、そーねー、でも前回も前々回も鎮静剤してますねー。私、鎮静剤しないとどのくらい辛いんですか?先生、そーねー、人によって全然違いますね。上は楽だけど下は辛い人もいるし、その逆もいるし。やってみないと分からないねー。そこで私が迷っていると、先生曰く。でも鎮静剤したら今晩は飲めません。

この言葉の後、私は豆鉄砲を食らった鳩のような顔になり、先生と見つめ合って数秒間絶句。そのやり取りを見守っていた助手の先生と看護師が、数秒後に爆笑。そこで私は、鎮静剤なしでやることを決断したのでした。そうするインセンティブがある。果たして、鎮静剤なしでも大腸カメラはつつがなく進み、私は今まで見たことのない自分の部分を見ることが出来て(胃カメラでの様子はいつも見ています)、色々と勉強にもなったのでした。

自分を観察するのは、とても興味深く、そして楽しいです。幸い何も悪いものは見つかりませんでしたが、次回の何かしらの自分検査を今から楽しみにしたいと思います!