3月決算企業の本決算発表集計
20日のディスコ(6146)を皮切りに3月決算企業の本決算発表が始まっています。スタートした当初は決算を発表する企業も多くありませんでした。しかし、それも徐々に増え28日は多くの企業が決算を発表しました。例えば取引時間中には大東建託(1878)や商船三井(9104)、日本碍子(5333)などが決算を発表したほか、引け後にはコマツ(6301)やソニーグループ(6758)、TDK(6762)、村田製作所(6981)、三菱電機(6503)などが決算を発表しています。
そのなかでも特にマーケットでの関心が高かったのがソニーグループの決算発表です。2023年3月期は売上高が11兆5398億円となり、同社として初めて10兆円の大台に乗せたほか、営業利益は前期比微増の1兆2082億円と従来予想の前期比1.9%減から上振れして一転して増益となり最高益を更新しています。また、2024年3月期は半導体事業で為替の悪影響が出ることなどから営業利益が前期比3.2%減の1兆1700億円となる見通しですが、引き続き1兆円の大台を上回る見込みとなっています。