2022年度の株価上昇率が50%以上となった主な銘柄は

年度末となった先週末の日経平均は28,041円となり節目の28,000円を回復して取引を終えました。その結果2022年度の日経平均は0.8%の上昇となり2年ぶりにプラスとなりました。そして日経平均が小幅ながら上昇となるなかで2022年度に株価が大きく水準を切り上げた銘柄もあります。そこでTOPIX500採用銘柄を対象に2022年度の株価上昇率が50%以上となったものをピックアップしてみると、上昇率上位には新型コロナウイルス禍からの経済活動再開の恩恵を受ける銘柄が目立ちました。

例えばサンリオ(8136)は新型コロナウイルス禍からの回復でキャラクター商品の販売などが伸びていることなどから2022年度に株価が2.4倍となっています。また、インバウンド需要の回復で「ザ・ノース・フェイス」などの高価格帯の商品が伸びているゴールドウイン(8111)も株価が2倍となっています。さらに中国でのゼロコロナ政策解除の恩恵が期待される神戸製鋼所(5406)やインバウンド需要の回復が期待される高島屋(8233)も上昇率上位となっています。

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