3月決算企業の第3四半期決算発表集計

1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表が2月に入って一段と本格化しています。こうしたなか先週も多くの企業が決算を発表しています。先週末もTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても30社を超す企業が決算を発表しました。そこでTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に10日の決算発表をまとめてみると、第3四半期ということもあり通期の業績予想を見直す企業も多くみられました。

例えば川崎重工業(7012)は二輪車の販売が北米などで堅調に推移していることなどから通期の純利益の見通しを450億円から540億円に上方修正しています。一方でENEOSホールディングス(5020)は販売マージンの悪化や原油在庫の評価損に加え、製油所トラブルの影響で稼働率が想定を下回ることなどから通期の営業利益の見通しを5600億円から3200億円に下方修正しています。

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もう一つのヒント

14日の決算発表スケジュールは

1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も明日でほぼ終わりとなります。こうしたなか14日は鹿島建設(1812)や東芝(6502)、出光興産(5019)、日本郵政3社、第一生命ホールディングス(8750)、東京海上ホールディングス(8766)などが決算を発表する予定です。

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