3月決算銘柄の上期決算発表集計

先月下旬から3月決算企業の上期決算発表が始まっています。当初はスタートしたばかりということもあって決算発表を行う企業も多くありませんでした。しかし、それも徐々に増え、先週末はTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても一日で20社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は4日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象にまとめてみました。

その結果をみると折り返しの上期決算発表ということもあり通期の業績予想を修正する企業も目立ちます。例えば住友商事(8053)は商品市況が高騰するなか資源ビジネスなどが堅調で通期の純利益の見通しを3700億円から5500億円に上方修正したことから減益予想が一転して増益予想となっています。また、丸紅(8002)も通期の純利益の見通しを引き上げたことで減益予想が増益予想となっています。

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明日の決算発表スケジュールは

先月20日のディスコ(6146)を皮切りにスタートした3月決算企業の上期決算発表が本格化しています。こうしたなか今週も多くの企業が決算を発表する予定で、明日も東レ(3402)や三菱商事(8058)、ダイキン工業(6367)、スズキ(7269)、任天堂(7974)、NTT(9432)などが決算発表を予定しています。

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