第1四半期の利益が20%台の増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で26%の減益となりました。しかし、大幅な赤字となったソフトバンクグループ(9984)の影響を除くと1割程度の増益だったようです。こうしたなか第1四半期の利益が前年同期比で大幅な伸びとなった企業もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の利益が前年同期比で20%台の増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば京セラ(6971)は半導体製造装置用のセラミック部品や高速通信規格5G向けの回路保護部品などが好調だったことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で30%近い増益となっています。また、エヌ・ティ・ティ・データ(9613)もシステム開発事業が伸びたことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比21%を超える増益となっています。

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