ネットフリックス(NFLX)決算:1株利益は3.2ドルで市場予想を上回る

ネットフリックスは、ストリーミング動画配信事業を展開している。動画は中国を除く世界のほとんどの国で視聴することができる。

自社のオリジナル作品や他社制作のコンテンツを、パソコン(PC)やインターネット対応テレビ、また、タブレット端末、コンソール型ビデオゲーム機、Apple TV、Roku TV、Chromecastなどの家電製品を通じて配信している。

2011年から米国ではストリーミングとDVDの両方の視聴が可能であったプランからDVDプランが分離された。米国の会員は、ストリーミング限定プランかDVD限定プランのどちらかを選択するか、両方を視聴したい場合はふたつのプランに加入する必要がある。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

第2四半期(4月-6月期)実績

★ストリーミング売上高・・・前年同期比8.6%増の79.7億ドル(市場予想は80.4億ドル)

★1株当たり利益・・・3.20ドル(市場予想は2.91ドル) 

第3四半期ガイダンス

★ストリーミング売上高・・・78.4億ドル(市場予想は81億ドル)

★1株当たり利益・・・2.14ドル(市場予想は2.72ドル)

4-6月期(第2四半期)売上高は予想を下回ったが、調整済みEPSは予想を上回った。

今後の株価見通し

250ドルを目指す展開が見込まれる。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)決算:1株利益は2.59ドルで市場予想を上回る

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界最大規模で最も多角的なヘルスケア企業である。医薬品、医療機器・診断、消費者の3部門で構成されている。医薬品、医療機器・診断の部門は合わせて売上高の80%近くを占め、キャッシュフローの大半を占めている。

医薬品事業部門では、免疫、腫瘍、神経、肺、心臓、代謝疾患などの領域に重点を置いている。医療機器・診断事業部門では、整形外科、手術器具、視覚ケア、およびいくつかの小さな領域に焦点を当てている。

消費者事業部門は、ベビーケア、美容、口腔ケア、市販薬、および女性の健康に焦点を当てている。地理的には、米国内で総売上高の約半分が生み出される。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

第2四半期(4月-6月期)実績

★売上高・・・前年同期比3%増の240.20億ドル(市場予想は239.59億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.59ドル(市場予想は2.55ドル)

2022年通期ガイダンス

★売上高・・・933-943億ドル(従来予想は948-958億ドル、市場予想は965億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・10.00-10.10ドル

 (従来予想は10.15-10.35ドル、市場予想:10.25ドル)

1株利益、売上高とも予想を上回った。医薬品の販売が好調だった。ただ、ドル高が圧迫すると見込み、ガイダンスでは1株利益と売上高とも見通しを下方修正した。

今後の株価見通し

しっかりとした上昇トレンドを維持している。

アイビーエム(IBM)決算:1株利益は2.31ドルで市場予想を上回る

IBMは、企業の情報技術(IT)において必要なあらゆる側面の一部となっている企業である。主に、ソフトウェア、ITサービス、コンサルティング、ハードウェアを販売している。

175ヶ国で事業を運営し、約35万人を雇用している。8万のビジネスパートナーを有し、5,200の顧客(フォーチュン500全体の95%を占める)にサービスを提供している。B2B企業であるが、対外的影響はかなり大きい。例えば、全クレジットカード取引の90%をグローバルに管理し、世界の全無線接続の50%を担当している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

第2四半期(4月-6月期)実績

★売上高・・・前年同期比9.3%増の155.4億ドル(市場予想は151.6億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.31ドル(市場予想は2.29ドル)

売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。通期の売上高見通しは従来と変わらずの1桁台半ばの上限の伸びを見込んでいるが、フリーキャッシュフロー(FCF)は従来ガイダンス(100-105億ドル)から、100億ドルに下方修正した。コンサルティング部門の売上高は予想を上回ったが、ハイブリッドクラウドを含むソフトウェア部門の売上高は予想を下回った。

今後の株価見通し

同社株は史上最高値圏で推移しており、この全体調整基調の相場の中で、しっかりしている。

デルタ航空決算(DAL):1株利益は1.44ドルで市場予想を下回る

デルタ航空は、アトランタに本拠を置く世界最大級の航空会社である。世界50カ国以上300を超える都市にネットワークを有する。

ハブ&スポーク方式ネットワークの運航体系で、拠点となるアトランタ、ニューヨーク、ソルトレイクシティ、デトロイト、シアトル、ミネアポリス・セントポールに世界中から乗客を集約し各地への乗り継ぎを行う。特にアメリカン・エキスプレスへのマイレージ・プログラムの販売が大きな収益源となっている。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.    

第2四半期(4月-6月期)実績

★売上高・・・前年同期比94%増の123.11億ドル (市場予想は123.33億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・1.44 ドル(市場予想は1.64ドル)

第3四半期ガイダンス

★売上高・・・2019年同期比1-5%増の126-131億ドル (市場予想は125億ドル)

4-6月(第2四半期)決算では、利益が市場予想を下回った。売上高は、旅客運賃収入こそ予想を上回ったものの、全体的には予想範囲内に留まっている。一方、第3四半期については予想を上回る売上高を見込んだ。

今後の株価見通し

当面底値模索の動きとなろう。