2月決算銘柄の第1四半期決算発表集計

6月16日の西松屋チェーン(7545)を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算発表も先週で終了となりましたが、そうしたなか先週後半も多くの企業が決算を発表しました。14日にはいちご(2337)やメディアドゥ(3678)、IDOM(7599)、リンガーハット(8200)などが決算を発表したほか、15日もドトール・日レスホールディングス(3087)やベイカレント・コンサルティング(6532)などが決算を発表しています。

そこで7月14日と15日の決算発表をまとめてみると、決算発表を受けて株価が上げたのがドトール・日レスホールディングスです。まん延防止等重点措置が解かれて店舗売上高が回復したことや、管理コストを削減したこともあり第1四半期の営業損益が9億円を超す黒字に転換したことで株価が上げ幅を広げる場面がありました。一方で決算発表を受けて株価が下げたのがリンガーハットで、客足の回復が想定より鈍く売り上げが戻りきらなかったことで第1四半期の営業損益が2億円を超す赤字となったことから売りが優勢となっています。

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