どの選手の頑張りも素晴らしいものですが、やはりメダルの獲得があると盛り上がりますね。残りの競技もぜひとも頑張ってほしいものです!
スポーツつながりですが・・・。
私はあまり野球は詳しくないのですが、米メジャーリーグ、ヤンキースのジーター選手の名前くらいは知っています。
その彼が今季限りで引退を発表。その際のコメントが「今まで楽しいと思っていたことが、仕事のように思えてきた」!!
楽しい...だけで何十億ものお金を手にしてきたことに驚きです!
これまで仕事と意識したことがなかったのでしょうか。
もちろん、素晴らしい選手で才能豊かであっても、大変な努力もしてきているのだと思います。それも全て「楽しい」と言えるとは!
この域に達することができる人は世界中探してもほんのわずかかもしれません。自分の一番好きなことが、一番得意で、その働きを他人(世間)も認めてくれている、それで大金を稼げる!...幸せなことですよね。
実は外資系金融機関でトレーダー職に就いている人には、そんな人がけっこう見受けられます。相場が好きでたまらず、朝から晩まで常にチャート画面を目にしていないと落ち着かない...給料を貰っているサラリーマン=仕事というより、相場が趣味の人という感じです。
外資系だと専門職であることが多く、その評価によっては巨額のボーナスを支払われます。(過去に長者番付に名前が出て有名になった方もいますよね。)
会社に縛られず「トレーダー」として転職することが普通で、会社組織を辞めた後も、相場師として自宅でトレーディングを続けている人が多いよう。会社のルールに縛られず、自分で決めたルール(ここが大切なポイントです!)で投資をすることでお金を稼いでいる人も多いのです。
なかなか趣味=仕事となることは少ないものです。
普通、趣味=「お金がかかる」ことが多いと思いますが、もし投資を趣味にできれば「お金を稼げる」という点が他の趣味と異なる点ですね。
当然、損を出すこともありますが、趣味にかかるお金と思えば(思える範囲であれば...)楽しく投資を行えることでしょう。
そのためにも前述した自宅トレーダーをしっかりと見習うことが大切です。自分の投資ルールをきちんと決めること。
これが何より大切なのです。
以前、知人のトレーダーを「プロの個人投資家」として紹介したことがあります。彼のルール作りは「リスクを最小すること」に徹しています。
>第233回 プロのFX個人投資家
http://lounge.monex.co.jp/column/money/2011/07/04.html
無理をしない範囲で投資でき、しかも利益には税金がかからないNISAという制度もできたことです。上手に利用したいですね。
廣澤 知子
ファイナンシャル・プランナー
CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員