2月決算銘柄の第1四半期決算発表集計
6月16日の西松屋チェーン(7545)を皮切りに小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算発表がスタートしています。こうしたなか今週も多くの企業が決算を発表し11日にはローソン(2651)やコーナン商事(7516)、松竹(9601)などが決算を発表したほか、12日にはパルグループホールディングス(2726)や竹内製作所(6432)、イズミ(8273)や東宝(9602)などが決算を発表しています。さらに昨日もエービーシー・マート(2670)やコメダホールディングス(3543)、松屋(8237)、吉野家ホールディングス(9861)などが決算を発表しています。
そこで7月11日から13日までの決算発表をまとめてみると、決算発表を受けて株価が大きく上昇したのがローソンです。主力の国内コンビニ事業や高品質スーパーの成城石井で総菜などが好調だったことに加え、まん延防止等重点措置の解除で人流が回復しエンタテインメント関連事業のチケット取扱高も伸びたことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で25.1%増となったことで決算発表翌日の株価が大幅高となっています。また、通期の業績予想を上方修正した竹内製作所やパルグループホールディングスも株価が急伸となっています。