医師向けの情報プラットフォームを手掛けるDoximity(ドクシミティ、米国)が5月17日、2022年1〜3月期決算を発表。売上高は9,365万ドル(前年比40%増)、営業利益は2,792万ドル(22%増)だった。
Doximityは「医師版LinkedIn」のようなサービスとして知られる。登録する医療従事者は200万人を超え、米国では医師の80%超、看護師や医療アシスタントも50%超が利用している。
ファックス機能、電子契約、遠隔診療などの利用が過去最高水準。医師向けのスケジューリングプラットフォーム「Amion」を買収したことも発表した。20万人近い医師がAmionを利用している。
4〜6月期の売上予想は8,860〜8,960万ドル(前年比22〜23%増)。通期では4.54〜4.58億ドル(32〜33%増)を見込む。
成長鈍化を嫌気してか、株価は時間外18%もの急落。時価総額は終値ベースで65億ドルで、2021年9月からは3分の1程度に下落した。
取締役会は7,000万ドルのクラスA普通株式の自社株買いも発表。4〜6月期より開始し、12ヶ月の期間を設定している。