第3四半期の利益が70%増益となった3月決算銘柄は
先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先週前半でほぼ終わりとなりましたが、コスト削減を進めたことや経済回復にともなう需要増を取り込んだことで大幅な増益となった企業も多くみられました。そこで今回は第3四半期の営業利益や当期利益が前年同期比で70%増益となった銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。
例えば半導体製造装置のディスコ(6146)はウエハーをチップに切り分けるダイサーや薄く削るグラインダーの需要が堅調で第3四半期の営業利益が前年同期比で72%以上の増益となっています。また、同じく半導体製造装置のアドバンテスト(6857)も高性能コンピューター向けの先端半導体の需要が拡大し試験装置の販売が伸びていることなどから第3四半期の営業利益が前年同期比で75%を超える増益となっています。