皆さんのお財布の中には何枚くらいカード類が入っていますか?

ポイントを付けることでリピーターを作る=お客様の囲い込みをするため、様々な種類のカードが発行されています。
異業種同士でポイントやマイルを交換できる、ポイント還元率をよくする等々、どのカードも工夫をこらしています。「このカードを作るとおトクです!」の一言で次から次へとカードを作ってしまう方、いらっしゃいますよね。

一般に「カード」といわれるものはポイントだけを貯めるタイプとクレジットカード機能のついたタイプの、大きく2つに分けることができます。
実は海外でも使用できる国際クレジットカードのブランドは5社(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)に限定されます。たくさんカードを持っているけれど、よく見るとマークは同じものばかりということもあるでしょう。国内外での買い物等の利用範囲や決済機能は同じマークのものであれば、どれも同じです。
たくさんあるカードの違いは、発行会社ごとの「ポイント」「特典・サービス」「年会費」などによるのです。

クレジットカードを発行している会社には銀行系、信販系、石油会社系、ネット・通信系、航空系、鉄道系、小売店系などの種類があります。

車によく乗る人であればETCやガソリン代を安くしたい、旅行や出張が多い人は飛行機や鉄道などのポイントやマイルを貯めたい、ショッピングの使える場所が多いほどよい、などなどクレジットカードに求める内容は人それぞれです。最近では上記のグループ同士が提携して目的のものを二重、三重にかなえてくれるカードも登場しています。

様々な目的のカードを何枚も持っている方がおトクなのではないか、と思われるでしょうか?
初年度無料のはずの年会費が解約をしないまま2年目から年会費がとられている、何枚か合計すると結構な額(コスト)になっているということもあります。カードごとのポイントが●●ポイントだったり、▲▲マイルだったりとバラバラで、いつまでたっても「使えるポイント数」まで達しない、そのまま有効期限が過ぎてしまうなんていうことも。それでは効率が悪いですよね。
クレジット機能がついているものがたくさん持っていれば、紛失や盗難にあったときのリスクも大きくなります。

自身のライフスタイルにあった数枚のカードに絞ることで、効率的にポイントを貯めることができ、無駄な出費も抑えることができるでしょう。
年会費については、特典やサービスの「費用対効果」を十分に考えた上で決めることをお薦めします。そうすればむやみに「使わないカード」の年会費を払い続けることはなくなるでしょう。
ちなみに過去に実施されたgooランキングによると「クレジットカードを選択する決め手」の1位は「年会費が無料」ということでした。

自分にとって「便利」で「おトク」、そして信頼のできるカードを厳選して持つようにしたいですね。お財布の中もすっきりしてきますよ。

廣澤 知子

ファイナンシャル・プランナー

CFP(R)、(社)日本証券アナリスト協会検定会員