メッセージアプリのテレグラムが、一日で7000万人の新規ユーザーを獲得したとのこと。桁が大きすぎて、開いた口が閉まりません。フェイスブックとその傘下のインスタグラム・ワッツアップが昨日障害を起こし、7時間ほど繋がらなくなり、実に30億人がその影響を受けたと云われます。そしてその2%ちょっとの7000万人が、テレグラムに殺到したということ。ひえ~、話がデカすぎる。この障害で、フェイスブックは6000万ドル(約70億円)の収入を逃したとも推測されていて、とにかく全てのスケールが異常に大きいです。
しかしこれだけ大きいと、それはもう殆どの国家より大きい存在であり、その管理に国が関心を持つのは当然ですね。フェイスブック社のアメリカに於けるパーセプション、認知のされ方は、日本に於けるイメージとは随分違うと私は感じます。アメリカに於いては多くの人が、フェイスブックにはそこはかとない不信を感じています。しかしテレグラムに行くのもなぁ。ネットワークは動かなくなることがある。ネットワーク上のデータは全て筒抜けである。そしてネットワーク上の情報は多くのフェイク(嘘)に溢れていて、偏向されている可能性も高い。そう考えて、或る程度の距離感を自ら持って使っていかないとダメですね。気を付けましょう。