大坂なおみさんの「This is Naomi:Japan gave me pride that will stay with me for life」という日本経済新聞への寄稿文を読みました。元々英語で書かれたものと思われますが、日本語訳もとても読みやすい文で、日本語も英語も両方読みました。すぐに読める短い文章ですが、とても感動しました。日本語では、大坂なおみ選手寄稿 聖火台で感じた「日本人であること」、というタイトルになっています。

「(前略)開会を告げる聖火をともすことには言葉にならない感動があり、喜びと感謝の思いはいまも心に満ちている。(中略)異なる人種の両親を持つ私がこんな形で国を代表できるとは、日本にも新しい風が吹いている。この経験は私が日本に抱く誇りと愛着を深めてくれた(後略)」

大坂なおみさんの、この感受性の広さと、優しさと、そしてスッと綺麗な姿勢で立つような芯の強さは、本当にこの人が類い稀な存在であることを知らされます。嫌な思いをしたこともきっとあったでしょう。それでも大坂なおみさんは目的に向かって進んでいく努力を重ね続け、ネガティブをポジティブに換える術と決意がある。大坂なおみさん、いいな。「元気をもらう」というのは、まさにこういうことですね。私も私なりに頑張ります!