12月決算銘柄の上期決算発表集計
3月決算企業の第1四半期の決算発表が先月下旬からスタートしていますが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の上期決算発表でそれも先週末で終わりとなりました。そこでTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象にその決算発表をまとめてみると、折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を修正する企業も少なからずみられました。
例えば10日に決算を発表したブリヂストン(5108)では世界でタイヤ需要が回復しトラックやバス、建設用のタイヤが大きく伸びていることなどから通期の調整後営業利益の見通しを2600億円から3600億円に上方修正したことから決算発表翌日に株価が大幅高となり年初来高値を更新しています。また、6日に決算を発表した大塚ホールディングス(4578)でもサプリメントや医薬品の販売が想定を上回ることから通期の営業利益の見通しを引き上げたことで株価が大きく上げています。