サブプライム問題勃発以降、世界の主要市場の不安定さが続きますが、そんな中でその存在力を高めてきているのがオイルマネーといえるでしょう。 米国の巨大金融機関の救済に手を差し伸べたニュースは耳に新しいですよね。
株式市場が不安定な中、原油価格は高騰の一途。原油産国である中東諸国を潤しています。その中東の一角にあるUAE(アラブ首長国連邦)のドバイは、世界一高い七つ星ホテルやビル、巨大空港など石油よりもハリウッド・セレブが休暇で訪れるなどの超高級リゾート観光地としての方が最近では有名です。早くから石油依存経済から脱却を目指し(ドバイではそもそもそれほど石油埋蔵量は多くないので)、今も建設ラッシュ。周辺の中東オイルマネーをも集め、それによりヒト・モノも集まり、さらにパワーアップというところでしょうか。
オイルマネーと一言では言ったものの、このエリアの投資家の方々(王族だったりするのですが)は、それだけに頼らないビジネス感覚と先見性をもっているところがスゴイのです。アメリカ経済を救済に手を差し伸べたのも今回が初めてではなく、件の米金融機関は80年代に中南米投資で焦げ付いて困窮した際にもアラブの王子サマに救われています。その後、その米金融機関は急回復。絶妙なタイミングでの巨額投資となったのでした。

そんな先見性のある投資家が力をいれて開発しているエリアの投資には乗ってみたいもの。とは言っても普通の個人投資家にはなかなか縁がなかったのも事実です。

世界の新興国の中では、まず初めに個人を含む投資家のお金が向かったのは、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)。その後、VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)やNext11(イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ)など(両者、重なっている国が多いですね)、
愛称の造語と共に「次」の地位を狙った新興国集団が注目されています。
これらには前述のアラブ諸国などは中心として入っていないのですが、先週もご紹介したとおり、ここにきてようやくそのエリアにフォーカスし、かつ個人投資家にも投資しやすい形となって登場してきました。

先週のコラムはコチラ>
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/008592.html

個人的にはかわいらしい響きが気に入っています、そのエリアの愛称(造語)はMENA。Middle East and North Africa(中東・北アフリカ地域)の頭文字です。MENAの対象とされるのは、主にサウジアラビア、UAE、クウェート、カタール、オマーン、バーレーン、トルコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、モロッコ。イスラムの香りと潤沢なオイルマネーのお金の香りがエキゾチックなベリーダンスの音楽とともに漂ってきそうなラインアップですよね。

ちなみに、まさにその雰囲気の中でエキゾチックなレバノン料理を楽しめるファンド発売記念イベントもありますので、要チェックです!
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news802m.htm
MENA地域はその成長性の期待のほかに、もう一つ大きな魅力があります。それは世界の市場との連動性の低さです。独特のイスラム金融の国々であることも関係しているとは思いますが、世界中の市場(急速に伸びた中国やインドも含めて)の連動性が増している中で、このエリアはまだそれらと連動性・相関性が低いのです。相関性の低いもの同士を組み合わせることが分散投資の基本ですから、分散効果を期待できる投資となりえますよね。
大勢の人が投資をするようになれば、自ずと相関性・連動性も高まってきます。人より少しでも先に新しいエリアの投資を始めてみてはいかがでしょう?
MENAに投資できる新発売のファンドはこちら。
アラブの雰囲気満載ファンド、愛称「魔法のランプ」>
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G600/new2008/news802g.htmMENAのみならずVISTAもNEXT11もカバー(一部)!毎月分配に期待も>
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G600/new2008/news802d.htm
廣澤 知子
マネックス証券 マーケティング部 マネジャー
シニア・フィナンシャル・アドバイザー