第4四半期に増益に転じた12月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬で終了となりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表でそれも先月中旬で終わりとなりました。その結果をみると2020年12月期は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて減益となる企業も目立ちました。
しかし、第4四半期に増益に転じ回復の兆しがみられる銘柄もあります。そこで今回は第3四半期まで前年同期比で減益が続いたことで通期でも減益となったものの第4四半期に増益に転じた銘柄をピックアップしてみました。例えばキヤノン(7751)では第2四半期に営業赤字に転落するなど第3四半期まで減益が続き通期でも3割を超す大幅な減益となりましたが、第4四半期には家庭用プリンターや半導体向け装置の回復などで前年同期比で4割を超す大幅な増益となっています。